2008年06月10日 09:57
今のところの一番の売れ筋。
文字通りの蕎麦つゆを入れたり、向付の器にしたり、小ぶりな湯飲みの様に・・・と使い勝手が良いからなのでしょうか?男性、女性のどちらにもよく買っていただけるアイテムというのも珍しいもので、ぐいのみなどはほぼ男性の方しか興味を持っていただけません。
食器を作るにあたって一番気を使うところはサイズを決めるところ。実際ほぼ同じ形でサイズを変えて作った皿などでも、一方のサイズばかり売れるということが多いです。僅かなちがいであっても、「しっくりくる」大きさが使い勝手に大きく影響するからでしょう。
蕎麦猪口は、に大きさを決める時点で何冊もの本、雑誌を読み漁った結果、口径7.5~8.5cm、高さ6.5~8cm位が一般的なサイズのようでした。古伊万里の蕎麦猪口なども大体この範囲に納まるものが多い様子。ということで、私の場合は口径8cm高さ7cmを基準サイズにしました。
以下作陶の様子。
225gの粘土を玉にしておく。

ロクロに粘土を据え、軽く土殺しをする。最初に底部の径を決め、底の厚みを4~5ミリ程度に取る。底の土はしっかり締めておく。さらに厚み1.5cmくらいに皿取りをする。

底部より一息に挽き上げ、高さ7cm程度まで垂直の筒状に。

側面の厚みを整えながらさらに高さを調整し、同時にラッパ型にする。

内面と底面をコテで整え、外部のロクロ目を整える。
挽きあがりの口径9.5cm、高さ9cm位(9.5×8.5cmのトンボを使ってます)。


さて、どんな具合に焼きあがることか・・・・。 O2
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