fc2ブログ

ロクロの故障②

2008年05月31日 09:36


少し空きましたが、ロクロ修理の件の続き。

代理店の方と連絡を取って修理日を決定。約1週間後に来訪していただけるとのことでしたが、打ち合わせの3日後に再び電話があり、「すぐ近くに修理で来ているので今からでよければ帰りがけにまわらせてもらいますが?」との事。修理は早いほど助かるので了承。

作業自体は底面の鉄板を外して、内部のモーターの回転数を制御していると思われるパーツを丸ごと交換するというもので、20分位の作業でした。ロットごとに電子パーツの仕入れ先が変わっているものもあって、どうも私の購入したロットは「外れ」だった模様。機械物では致し方ないところか・・・。ちなみについでに寄ったのとパーツ不良が原因ということで修理代は・・・ゼロ!ラッキーです(書いてしまって良かったのだろうか???)。
機械に故障は付き物なので、何かの時のことを考えるとフットワークの良いサービスマンがいるところから買うのがベストなんだなということを再認識しました。

修理にこられたのは、もともとメーカーの“シンポ”さんで長らく修理をやっていた方。電動ロクロのことを色々教えてもらいました。

RX-1 プロ向け、大物用。数十キロの土、直径の極端に大きいものなど大きなトルクを必要とする作陶向けに設計されている。本体も大物作陶時のブレを抑える為非常に重い。

RX-2P プロ向け、RX-1の廉価版。小物から大物まで。最近はRX-3Dの方を求めるプロも多いとか。

RX-3D ダイレクトドライブ式の汎用型ロクロ。当初はアマチュア向けのつもりで開発されたとの事だが、プロの間でも人気が高まり、その後本体重量を重くするなど改良されたらしい。
とにかく動作音が静か。トルクもかなりあるが、あまり重い土(20kg以上位)を挽こうとすると本体がブレる。そのくらいモーターのパワーはある。

極端な大物とかの製作でなければ、RX-3Dはオススメのようです。ちなみに動作音が静か過ぎて電源を切り忘れてしまうことも多々あるのですが、ターンテーブルが停止している状態であれば特に問題はないとの事。TVなどがコンセント入れっぱなしで待機状態にあるのと一緒で、極僅かの電力消費はあるが、寿命その他にはほとんど影響ないでしょうとの事です。

O2
スポンサーサイト





最新記事